タイ、首都で避難勧告8地区に 東部工業団地に水迫る

2011/11/3付
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【バンコク共同】タイの大規模洪水で首都バンコクのスクムパン知事は3日、新たに首都西部バンケー地区で浸水被害が深刻になる恐れがあるとして、住民らに避難勧告を出した。首都で避難勧告が出たのは北部と西部の計8地区となった。北部や東部でも被害は広がっている。

政府によると、洪水による死者は同日までに計437人となった。

日系企業49社を含む283社が入居する首都東部のラカバン工業団地にも大量の水が迫っている。2日には同じく東部のバンチャン工業団地周辺でも冠水が確認された。

ラカバン工業団地の管理担当者によると、今後2日ほどで団地内に浸水する恐れがあるため、入居企業に避難を呼び掛けたという。

同工業団地の北方を流れる第8、9、10運河では、当局が水門を調整して排水量を絞り、下流側の団地周辺などの被害を防ごうとしているが、長引く冠水被害に苦しむ上流側の住民が抵抗し、対応に苦慮している。

同工業団地の周囲には高さ2メートルほどの堤防が設置されており、洪水に備え、さらに高さ1メートルほどの防水壁を堤防の上に立てた。しかし第8、9、10運河などを通じて大量の水が南下。一部の運河からは既に水があふれ出しているという。

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