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首相「ポルトガルは重要なパートナー」 首脳会談

経済・海上安保で

ポルトガルのコエリョ首相(左から2人目)と会談する安倍首相=右端(2日、リスボン)=共同

【リスボン=地曳航也】欧州を歴訪している安倍晋三首相は2日夕(日本時間3日未明)、リスボンの首相官邸でコエリョ首相と会談し、海賊対策など海上安全保障や経済分野の協力強化を柱とした共同声明を発表した。安倍首相は会談後の共同記者発表で「ポルトガルは法の支配などの基本的価値はもとより、各種の経済的利益も共有する重要なパートナーだ」と強調した。

安倍首相は共同記者発表で「両国はともに海洋国家として発展し、海洋部分を含めれば、広大な領土、国土を持つ」と海洋国家としての共通性を指摘。コエリョ首相も「両国は海洋を有し多くのポテンシャルを開発できる」と海洋資源開発などでの連携を訴えた。

安倍首相とっては海洋国家としての発展に不可欠な公海の自由を確保する重要性をポルトガルと確認することで、海洋進出を続ける中国をけん制したい狙いだ。共同声明では、安倍政権の外交・安保政策の基本理念である「積極的平和主義」をポルトガルが歓迎。両国の防衛当局間で海上防衛問題の情報共有を進める方針などを掲げた。

経済分野では、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の早期妥結を目指すほか、貿易振興機関の協力促進をうたった。再生可能エネルギーの開発や観光分野でも連携でも一致した。

コエリョ氏は日本がポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)の会合にオブザーバーとして参加する方針も歓迎。日本はブラジルを含む2億2千万人の同国語圏に発信する機会を広げる狙い。

安倍首相はコエリョ首相に早期の訪日も要請。コエリョ氏は応諾した。

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