米3月の雇用者数16万人増 3年ぶりの増加幅
政府部門が寄与

2010/4/2付
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【ワシントン=御調昌邦】米労働省が2日発表した3月の米雇用統計によると、非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は前月に比べて16万2000人増え、2カ月ぶりのプラスとなった。増加幅は3年ぶりの大きさ。米景気の緩やかな回復で新規失業者の発生に歯止めがかかってきたことに加え、米国の国勢調査の実施のために、一時的に職員が雇われたことが背景だ。失業率は9.7%で前月と同じ水準だった。

3月の雇用者数の増加幅は市場予測の平均(約18万4000人増)を下回ったものの、ほぼ予想通りの大幅増加となった。2月は米東部を中心に大雪となった影響で雇用者数が減少したとみられており、その反動も出た可能性がある。米労働省が過去のデータを改定した結果、2月の雇用者数は前月比1万4000人減、1月は1万4000人増にそれぞれ上方修正された。失業率については、市場の予測通りだった。

業種別にみると、教育・医療が前月比4万5000人増で、プラス幅を拡大。政府部門は3万9000人増となり、前月の2万2000人減から大幅に増えた。米労働省は「国勢調査のための一時的な雇用が影響した」と分析しており、調査終了後には、この部分は減少する可能性が高い。

一方、金融業や情報産業では雇用減が続き、全体の雇用者を押し下げる方向に働いた。

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