大雪の鳥取、車100台立ち往生 列車内で1200人年越し
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山陰地方の記録的な大雪のため、鳥取県琴浦町から大山町の国道9号で12月31日から2日にかけて最大約20キロにわたり約千台の車が立ち往生し、JRでも約1200人が鳥取、島根両県で動けなくなるなどした列車内で年を越した。国道9号の通行止めは2日午前8時半ごろ解除され、渋滞は約42時間ぶりに解消。停車した列車も2日未明に動き始めたが、年末年始の交通機関は大混乱した。
鳥取県によると31日午後2時ごろ、大山町でタンクローリーが雪でスリップし、国道9号の上下線をふさいで渋滞が発生。撤去後も数カ所でトラックなどがスリップし道をふさぐなどして渋滞が続いた。救急車が渋滞に巻き込まれ、雪に埋まった女性(82)の搬送に約5時間かかり、女性は病院で死亡した。
県は1日未明、陸上自衛隊に災害派遣を要請。自衛隊員らが雪に埋もれた車への給油や食料配布などの支援をした。
気象庁によると、大山町に隣接する米子市の1日午前5時の積雪は89センチと、観測を始めた1940年以降で最多を記録した。〔共同〕