2019年8月19日(月)

PCデータのバックアップ、クラウドとHDDで万全 夏こそデータ保全(上)
フリーライター 竹内 亮介

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2013/8/3 7:00
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HDDやSSDには重要なファイルがたくさん保存されている。壊れて消去されてしまえば取り返しがつかない

HDDやSSDには重要なファイルがたくさん保存されている。壊れて消去されてしまえば取り返しがつかない

パソコンのHDDやSSDには、OSのほかにもユーザーが撮影したデジカメ画像、仕事で作成した書類ファイル、家族や仕事相手とやりとりしたメールデータなど、重要なデータがたくさん保存されている。ついうっかり消去してしまおうものなら取り返しがつかない。パソコンが故障して内部のデータが見られない事態に陥ることもめずらしいことではない。

そこで今回は安心、安全にファイルをバックアップし、管理する方法を2回に分けて紹介していこう。時間のある夏休みは作業の好機だ。

■ファイルの重要性と更新頻度の把握がカギになる

重要なデータを保存するパーツ「HDD」は、実はパソコンの中でもっとも壊れやすいパーツの一つだ。振動や衝撃に弱く、動作状態のままノートパソコンを持ち歩いたり、ケーブルにつまずいて引っ張ったり、30cmくらい下の床に落とす程度でも簡単に壊れてしまう。

ノートパソコン内部に組み込まれたHDD。こうした狭い空間に押し込められているため、温度が上がりやすい

ノートパソコン内部に組み込まれたHDD。こうした狭い空間に押し込められているため、温度が上がりやすい

また熱にも弱い。一般的なノートパソコンやスリムタイプの小型パソコンでは、内部が狭く風通しの悪い場所に組み込まれていることが多く、HDDの温度が上がりやすい。つまり、普通に使っているだけでも故障することはあり得るということだ。それだけに「バックアップの備え」の重要性は高い。

バックアップを考える場合、まずは自分がどんなファイルを保存しているのかを把握し、それぞれのファイルの重要性を判断する。「バックアップすべきファイル」と「しなくてもいいファイル」を分類するのだ。実際、整理されていないHDDの中には「今となっては必要ないゴミファイル」が大量にため込まれていることが多い。それらを整理して消去することで、HDDの空き容量を増やせる。

撮影したデジタルカメラの画像は、自分にわかるような分類をしてフォルダで整理する

撮影したデジタルカメラの画像は、自分にわかるような分類をしてフォルダで整理する

バックアップすべきファイルがはっきりしたら、さらに「基本的には変更の必要がないファイル」「日常的に変更を加えるファイル」の二つに分ける。この二つは、バックアップを行う「頻度」がまったく異なるからだ。

変更を加える必要がないファイルの代表例は、家族で撮影したデジタルカメラの画像ファイルや動画データ、すでにプロジェクトが終了した過去の仕事データなど。こうしたファイルは1回バックアップしておけば、仮に半年後に使っていたパソコンのHDDが壊れてバックアップからファイルを復旧しても、その価値は失われない。

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