「地球温暖化のせいで寒冷化…」 なぜそんなことが起こるのか

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2012/2/6 7:00
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気象庁が発表している2011年の「異常高温・異常低温出現頻度」を見ても(図3)、アジア、オーストラリア、中近東を中心に、頻繁に「異常低温」が発生している。また2009年、2010年も、北半球を中心に、世界各地で大規模な「異常低温」が発生している(図4図5)。

図3 2011年の異常高温・異常低温の発生頻度。赤・オレンジ色が異常高温の発生、青・水色が異常低温の発生を示す (資料:気象庁)

図3 2011年の異常高温・異常低温の発生頻度。赤・オレンジ色が異常高温の発生、青・水色が異常低温の発生を示す (資料:気象庁)

図4 2009年に世界で発生した主な異常気象 (資料:気象庁)

図4 2009年に世界で発生した主な異常気象 (資料:気象庁)

図5 2010年に世界で発生した主な異常気象 (資料:気象庁)

図5 2010年に世界で発生した主な異常気象 (資料:気象庁)

地球温暖化とは「地球全体の平均気温が均等に数度上がる」ことではなく、「平均気温の上昇で従来の気候システムが変化し、予期せぬ異常気象が増える可能性が大きくなる」現象だ。それを考えれば、局地的な寒冷化の頻繁な発生は、これからもますます増えていくだろう。

■北極海の海氷が解けて日本が寒冬に

今冬のような日本の寒い冬は、まさに温暖化に起因する現象、とする学説もある。「温暖化が日本の寒冬につながるメカニズム」は、次のようなものだ。

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