2019年6月27日(木)

カップ入りポテトスナック 「じゃがりこ」に挑戦状 明治「焼いたんじゃがパリパリサラダ味」

2012/11/13 7:00
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明治の「焼いたんじゃがパリパリサラダ味」

明治の「焼いたんじゃがパリパリサラダ味」

明治は油で揚げずにオーブンで焼き上げたポテトスナックを8月7日に発売した。焼き上げることでカロリーを低く抑え、ヘルシーなイメージを前面に出して、特に女性にアピールする。

女性でも食べやすいカップタイプのパッケージにした。揚げていないためパリパリとした乾いた食感で、しっかりとしたじゃがいも感が楽しめる味わいにした。

江戸時代の町人風のオリジナルキャラクター4人を設定、インターネットなどで楽しさを訴える。サラダ味とともに「パリパリコンソメ味」の2種類をそろえた。実売価格は128円前後、販売目標は非公表。

【日経産業地域研究所研究員の視点】

カルビーの「じゃがりこ サラダ」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

カルビーの「じゃがりこ サラダ」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

スナック菓子にも低カロリー化を模索する動きが始まっている。ポテトチップスなど油で揚げたものが多いスナック菓子は「ついつい食べ過ぎてしまって高カロリー摂取になりやすく太りやすい」と考える人が増えてきたことが背景にある。

明治の「焼いたんじゃが」はロースト製法にすることで脂分を減らし、ヘルシーなイメージで特に女性の顧客にアピールしようという狙いだ。しかし関係者からは「スナック菓子はあの油のこってり感が好まれている」との分析もあり、ただ油を抜いただけではパサパサしてしまい、特有のおいしさが犠牲になるとの見方も根強い。

各メーカーではすでに期間限定商品などでテストマーケティングを繰り返しているが、今回の商品はどうか。ベンチマークに挙げた「じゃがりこ」は売り場をがっちり押さえており、新規商品の参入はかなりのインパクトが必要だ。

価格実売128円前後
販売目標非公表
発売8月7日
内容量38g
原材料ポテトフレーク、でん粉、植物油脂、コーン、じゃがいも、脱脂粉乳、食塩、トマトパウダー、たんぱく加水分解物、砂糖、粉末しょうゆ(小麦を含む)、オニオンパウダー、香辛料、香味油、乾燥パセリ、乳糖、魚介エキスパウダー(かに・えびを含む)、調味料(アミノ酸等)、セルロース、乳化剤、香料、乳酸カルシウム、アラビアガム、酸味料、卵殻カルシウム
栄養成分
(1箱当たり)
エネルギー:164kcal、たんぱく質:2.3g、脂質:3.9g、炭水化物:30.0g、ナトリウム:200mg

【ベンチマーク商品】

カルビーのカップタイプのポテトスナック「じゃがりこ サラダ」。内容量60g、実売145円前後。1995年に発売されたじゃがりこシリーズの定番商品。原材料はジャガイモ、ニンジン、パセリのほか植物油、脱脂粉乳、食塩、水あめ、香辛料など。1カップあたりの栄養成分はエネルギー298kcal、たんぱく質4.0g、脂質14.4g、炭水化物28.0g、ナトリウム277mg。

「新製品ウオッチャー」では、日経産業地域研究所が選んだ注目の新製品を、同業他社や販売店の担当者、評論家など3~5人の専門家が評価。新規性など12項目で競合製品(ベンチマーク商品)と比べた優劣を「非常に優れる」(6点)から「同等」(3点)、「非常に劣る」(0点)までの7段階で各専門家が採点し、その平均を算出しています。

■より詳しく知りたい方は「日経消費ウオッチャー」オンライン・データベース(有料)で

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