2019年7月19日(金)

身に覚えなく払い続ける「惰性課金」にご注意
ネットでお金をカモられない方法

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2012/7/5 7:00
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■携帯は最強の課金ツール

それが結構な割合で発生するのが携帯電話です。携帯電話は課金という面においては、ものすごく優れたシステムです。課金に必要な情報を既に登録していることもあり、課金のための手続きが数回のボタン操作で手軽にできます。また多くの場合、クレジットカード払いのため、自分がいくら使ったかもよく確認しないまま。さらに「家族割」なども含めると、ますます誰がいくら使ったかが分かりにくくなり、提供側としては「別にサービスを使わなくてもいいから払い続けてね、ウヒヒ」と思ってしまうわけです。

利用していないサービスに料金を払い続けるバカげた惰性課金を避けるためにも、届いた明細は隅から隅までジックリ見ましょう。最近は未成年者がソーシャルゲームで多額の料金を請求されるケースが頻発しているので、特に子供がいる方は要チェックです。

このように悪者扱いされがちなネットでの課金ですが、もちろん素晴らしい事例もあります。オリンピックのマラソン代表・藤原新選手がニコニコ動画の有料会員に向けて「1カ月分の会費(525円)でスポンサーになってください!」と2万人を募集したところ、見事に2万人が払ってくれました。ワンクリックで簡単に支払えることが功を奏した形ですね。

中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)
1973年生まれ。1997年博報堂に入社し、企業広報業務などを担当。2001年退社し、2006年からネットニュースの編集を始める。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ウェブで儲ける人と損する人の法則』などがある。

[日経マネー2012年7月号の記事を基に再構成]

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