2019年6月19日(水)

身に覚えなく払い続ける「惰性課金」にご注意
ネットでお金をカモられない方法

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2012/7/5 7:00
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ウェブサービスやデジタルコンテンツを提供する企業にとって頭の痛い問題が「ユーザーにいかに課金して、支払ってもらうか」です。

ネットにおける消費者の購買行動について言えることは、「85円と100円のアプリのどちらを買うか」といった価格の高低で悩む以前に、タダ(無料)か有料か、つまり、おカネを払うという決断を躊躇(ちゅうちょ)する傾向があるということ。クレジットカード支払いで個人情報を入力するのが怖い、手続きが面倒、などといった理由で「別にそこまで必要ないからいいか」という気持ちになって、結局は課金に応じてもらえないことが多いのですね。

成功しているサービスでも課金できる割合は5~10%程度いけばいいというのが業界の通説です。例えば、「ニコニコ動画」の会員数は約2800万人で、そのうち有料会員数は約160万人。これは約5.7%に相当し、通説を裏づけています。課金の難しさがよく分かります。

だからこそ、一度課金できる状況に持ち込めたら運営側としてはしめたもの! 電子商取引(EC)サイトなどの場合、ワンクリックで決済できるケースも多く、つい余計な買い物をしてしまいます。実際に商品を手に取るわけでもなく「買った」という意識が希薄なためか、後で高額の請求書が来て驚いた方も多いのでは。

これらは自らの物欲を抑え切れなかっただけだとも言えるので自業自得の感もありますが、気をつけたいのが「惰性課金」です。月額の支払いが数百円単位のメルマガ、ウェブサービスやアプリなどを契約したのはいいが、それ以後使うことなく、ただ料金だけを払い続けている場合もあります。

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