元日初売り、福袋などに列 そごう・西武は全店で初
家電量販店やテーマパークも客足堅調

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2013/1/1付
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一部の百貨店や家電量販店、スーパーなどで1日、初売りが始まった。今年はそごう・西武が大手百貨店として初めて全26店で元日営業に乗り出した。消費環境は厳しいが、商戦の出足は総じて堅調。値ごろ感のある衣料品やデジタルカメラなどの福袋を求めて各店では長蛇の列ができた。

そごう・西武は大手百貨店で初めて全店で元日営業した(1日、東京・豊島の西武池袋本店)

そごう・西武は大手百貨店で初めて全店で元日営業した(1日、東京・豊島の西武池袋本店)

そごう・西武の旗艦店、西武池袋本店(東京・豊島)では開店前に2万人が並び、予定より30分繰り上げて9時半に開店した。「徹夜組も出て、行列の人数は昨年の初売り(1月2日)を若干上回った」(そごう・西武)という。同店では福袋を15万個と前年の1.5倍用意した。開店早々、コートやワンピースなど6点入って1万円という婦人服の福袋などが次々と売り切れていった。

同時に冬物のバーゲンセールが、高島屋など他の大手百貨店よりも1日早く開始。人気ブランドの衣料・雑貨売り場では、女性客らでごった返した。埼玉県所沢市の女性会社員(56)は「今日1日で衣料品から生活雑貨などをまとめ買いするつもり。予算は10万~20万円くらいかな」と話す。西武池袋本店では初日の目標売上高を前年比2割増としている。

また、そごう・西武の各地の店舗でも出足は上々のようだ。西武旭川店(北海道旭川市)では雪にもかかわらず開店前に1500人、そごう広島店(広島市)でも初詣帰りの客らが加わって3000人が並び、それぞれ開店時間を5~15分繰り上げた。そごう・西武の山下国夫社長は「(インターネット通販の普及などで)世の中が大きく変わる中、旧来の百貨店業界の慣習にとらわれずに、消費者のニーズに対応していくことが求められている」と話した。

家電量販店でも客足は堅調。昨秋に開業したビックカメラとユニクロの共同店舗「ビックロ」(東京・新宿)は1日午前10時に開店。ビックは福袋を求める行列が開店前に300人を超えたため、全館オープンより5分早く店内への誘導を始めた。コンパクトデジカメの福袋を買いにきた世田谷区の会社員男性(43)は「福袋は毎年、楽しみにしている。新しい店のほうが品ぞろえがいいと思ってビックロに来た。株価が上り調子なので、このまま景気がよくなってほしい」と話した。

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