米フェイスブック、ユーザーの行動情報をテレビ局へ

2013/10/1付
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米Facebook(フェイスブック)は、同社サービス内のユーザー行動リポートを米国のテレビ局に提供すると、VentureBeatやMashableなど複数の海外メディアが米ウォール・ストリート・ジャーナルの記事を引用し、現地時間2013年9月30日に伝えた。

報道によると、リポートの提供先は米4大ネットワークであるABC、NBC、Fox、CBSおよび少数の提携企業。これらテレビ局の番組放送時に、Facebook内でユーザーが取ったアクティビティ(投稿、いいね!、コメント、シェア)をリポートとしてまとめ、テレビ局に毎週提供するという。リポートではユーザーが共有範囲を限定している投稿も網羅するが、総体としてまとめたデータのみを提供し、個人のプライバシーを保つという。

例えばABCテレビの「Dancing With the Stars」という番組について、75万人のユーザーが100万件の行動を取ったといったデータを提供する。またFacebookは将来こうしたアクティビティの閲覧ユーザー数など別のデータも用意し、リポートを拡充したい考えだとウォール・ストリート・ジャーナルは伝えている。

これに先立つ2012年の12月に米Twitterは米Nielsenと提携し、Twitterにおけるテレビ番組関連の会話のリーチを測定する「Nielsen Twitter TV Rating」を発表している。ウォール・ストリート・ジャーナルは、Facebookのリポートもこれと似ていると伝えている。

同紙によると、FacebookとTwitterはテレビ番組などのリアルタイムのイベントにおける、ネット上の中心的な場所となることを目指している。より多くユーザーを獲得し、多くの行動を取ってもらうことが広告収入の増加につながると考えており、そうした市場競争ではソーシャルメディア上の行動データが重要になるという。

[ITpro 2013年10月1日掲載]

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