オバマ米大統領支持率、最低の42% 医療保険改革つまずき響く
【ワシントン=共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は10月31日、オバマ大統領の支持率が過去最低の42%に落ち込んだとする世論調査結果を報じた。連邦政府機関の一部閉鎖に加え、医療保険改革の作業につまずきがあったことが響いたもようだ。
調査は10月下旬に実施。10月上旬の前回調査に比べて支持率は5ポイント低下した。不支持とする回答は3ポイント上昇して51%に達した。また、オバマ氏の好感度を問う設問では、好感を持っているとした人が41%、持っていないとした人が45%だった。
一方、政府閉鎖で最も評判を落としたのは野党の共和党とされる。今回の調査でも共和党に好感を持っているとの回答は22%にとどまった。民主党は37%だった。
調査はNBCテレビと共同で、18歳以上の男女800人を対象に10月25~28日に電話で実施した。
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