2019年2月16日(土)

北朝鮮ミサイル失敗、洋上に落下 政府「日本影響なし」

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2012/4/13付
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【ソウル=尾島島雄】北朝鮮は13日午前7時40分ごろ「人工衛星」と主張する事実上の長距離弾道ミサイルを、北西部で黄海側の東倉里(トンチャンリ)から発射した。日米両国政府は発射1分余りで洋上に落下したことを確認。打ち上げは失敗し、黄海上に落ちたもようだ。日米のミサイル防衛(MD)は迎撃しなかった。藤村修官房長官は記者会見で「落下物などによるわが国への影響は一切ない」と説明した。日米など関係国は自制要求を無視した発射強行に批判を強めており、国連安全保障理事会は緊急会合を招集して対応を協議する。

発射の情報は韓国政府が最も早く公表した。国防省報道官が午前8時ごろ「北朝鮮がミサイルを発射した」と発表し、米政府筋もこれを確認。日本は田中直紀防衛相が午前8時20分ごろに記者会見し「7時40分ごろに北朝鮮から何らかの飛翔(ひしょう)体が発射されたとの情報を得ている。1分以上飛行し、洋上に落下したとみられる」と説明した。

政府は午前8時40分から安全保障会議を開いて情報を確認し、今後の対応について協議した。

北朝鮮は国際海事機関に12日から16日の午前7時から正午にかけての打ち上げを通報。発射したミサイルは全長30メートル。2009年4月に発射した「テポドン2号」改良型をさらに修正したタイプとみられている。

人工衛星の一般的なルートには北極と南極の上空を通る「極軌道」がある。北朝鮮は平和利用を装って国際社会の批判をかわす狙いもあり、日本列島を飛び越える東ルートを避けて同軌道に乗せやすい南に向かって打つ経路を選んだもよう。

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