2019年1月20日(日)

コメ転売違約金4400万円、国に返還命じる 岐阜地裁

2012/6/1付
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加工用の輸入米を主食用などとして転売したことを理由に違約金を支払わせたのは不当として、岐阜県海津市の元米穀販売業者「伊藤謹」が国に約4500万円の返還を求めた訴訟で、岐阜地裁の針塚遵裁判長は31日、「売買当時、輸入米の用途が限定されていることの認識が双方になく、違約金に根拠はない」などとして、国に約4400万円の支払いを命じた。

訴訟では、買い受け資格のない同社への加工米販売が国のミスかも争われ、判決は「(岐阜農政事務所が)確認せず契約した」と不備を認めた。

判決によると、同社は2006~07年、国から輸入米約830トンを購入。農林水産省は07年9月、同社が輸入米を加工せずに転売し、本来と違う用途に使用したのは契約違反だとして、違約金の支払いを請求し、同社は全額を支払っていた。

輸入米の販売を所管する農水省貿易業務課は「詳細を精査し、関係省庁と対応を決めたい」とのコメントを出した。〔共同〕

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