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浜岡原発3号機、再開見合わせ 国の安全指針策定で

中部電力は29日、定期検査で運転を停止している浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)3号機について、早ければ4月上旬とみられた運転再開を一時見合わせる方針を明らかにした。海江田万里経済産業相が25日の閣議後記者会見で、定検で停止中の原発を再開するための安全基準のガイドラインを今週をめどにまとめると表明したことに対応する。

中部電は「国から指示文書が出るのであれば、ガイドラインに沿った対応を適切に実施するために対応する期間が必要」(広報部)と説明。国のガイドラインが示されるまで運転再開は難しいとの認識を示した。

3号機は東日本大震災前の当初計画では3月中に起動する予定だった。その後、福島第1原発の事故を受けて津波被害などを想定した緊急訓練を24日から約1週間実施することになり、地元に対策内容を説明したあと「速やかに起動する」(水野明久社長)方針だった。

一方で九州電力が24日、地元住民らに配慮する形で定検中の玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の再開延期を発表。電力各社の対応に差が生じていた。

浜岡原発で29日行われた緊急訓練最終日を視察した静岡県の小林佐登志危機管理監も記者団に「県単独での(運転再開の)判断は難しい。国が判断基準を示すのはありがたい」と述べた。

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