三重交通、路面電車再現したバス運行 7月3日から伊勢市で
三重交通は、かつて伊勢神宮周辺を走っていた路面電車を再現したバスを7月3日から運行する。運行開始に先立って28日、報道陣に公開した。
1961年に廃止された「神都(しんと)線」の電車をモデルにした「神都バス」で、約5400万円かけて改装。独特の丸い屋根や集電ポール、木を多用した内装など細部まで再現した。
伊勢市駅と外宮、内宮を結ぶルートを1日5往復する。今年は神都線の開業110年にあたり、10月に伊勢神宮の「式年遷宮」がヤマ場を迎えることから"復活"することを決めたという。
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