名古屋のひき逃げ死亡事故、控訴せぬ方針 地検

2012/3/24付
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名古屋市北区で昨年10月、車にひき逃げされて同区の大学生、真野貴仁さん(当時19)が死亡した事故で、自動車運転過失致死などの罪に問われたブラジル国籍、マルコス・アウレリオ・ベルトン被告(47)に懲役7年(求刑懲役10年)を言い渡した名古屋地裁判決について、名古屋地検は23日までに控訴しない方針を固めた。同日、遺族に方針を伝えた。

遺族は刑がより重い危険運転致死罪の適用を要望。約4万9千人分の署名を地検に提出し、判決後も控訴を求めていた。

真野さんの父親、哲さん(50)によると、地検は過去の判例などを示して「量刑は適当で控訴する内容ではない」と説明した。哲さんは「判例を理由にせずに控訴審で争った上で判断してほしかった。納得できない」と話した。危険運転致死罪は適用基準が曖昧との指摘もあり、「法改正を訴えることも検討していきたい」としている。

判決によると、マルコス被告は昨年10月30日、無免許で車を酒気帯び運転し、追突事故を起こして逃走。さらに自転車に乗った真野さんをはねたまま逃げ、死亡させた。

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