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駐車型「ドライブスルー」 壱番屋、狭い敷地に対応

壱番屋は省スペース型の新たなドライブスルー導入店を展開する。専用の車路を設けるのではなく、駐車した車に店員が直接商品を届ける仕組み。敷地が狭い店舗でも対応可能となる。10月に既存の「カレーハウスCoCo壱番屋」1店舗で導入、来春までにさらに2店舗を新型に切り替える。子供連れの顧客などが車を降りずに商品を買いたいというニーズが高まっていることに対応する。

「パーキングオーダー型」と呼ばれる方式。駐車場の一角にインターホンとメニュー表示板を置く。顧客から注文を受けると店員が車まで出向き、料金を受け取って別のスペースに誘導した後、5~10分後に商品を届ける。別スペースに移動させることで、パーキングオーダーを希望する顧客を順次案内できる。

10月に直営店の「カレーハウスCoCo壱番屋尾西開明店」(愛知県一宮市)で導入、さらに今期中に東日本と西日本で1店舗ずつ切り替える。尾西開明店の売上高は月間700万円程度だったが、「新方式の導入後に1割増えた」(同社)という。

3店の効果や課題を検証した上で、13年5月期以降に店舗数を増やす予定。設備投資が130万円程度と「比較的軽微で済む」(同)ため、フランチャイズ店のオーダーから導入を希望する声が増えるとみている。

同社の従来型のドライブスルー導入店は63店(10月末時点)。効率的な半面、車路を設けるために広い敷地が必要で、全国約1200店のうち導入可能なのは100店程度しかない。小さな子供連れや服装を気にせず利用したい顧客を中心にドライブスルーの需要は多いとみており、小型店での対応が課題だった。

外食産業総合調査研究センターの調査では、2010年の外食市場は23兆6450億円で、97年の8割程度にとどまる。一方、持ち帰り用料理の「中食」市場は堅調に推移しており、外食産業でも、日本マクドナルドやちゃんぽんのリンガーハットなどがドライブスルー店の展開を加速している。

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