2019年2月17日(日)

三井不動産、札幌の高層ビルにホテル誘致を断念

2011/4/28付
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三井不動産が札幌市内の道庁赤レンガ庁舎前で建設を計画する高層ビルの概要が明らかになった。これまで検討してきたホテルの誘致を断念し、オフィスと商業施設からなる複合ビルとして2014年に開業する。東日本大震災が発生して以降、国内外の富裕層の来道が減っており、高級ホテル誘致には時間がかかると判断した。

12年に着工し、低層階を商業フロア、中高層階をオフィスで構成する。延べ床面積は約7万平方メートルとなる見込みだが、階数などの高さは今後詰める。札幌で最も高い36階建て高さ185メートルを想定していたが、ホテルの誘致断念で規模は縮小しそうだ。

三井不はこれまで札幌のホテル市場で空白だった富裕層向けの高級施設の誘致を検討。国内有数の高級ホテル「帝国ホテル」を誘致する方向で調整してきた。だが震災による原発事故で海外からの来道客が激減。富裕層の需要の見通しが不透明になり、ビルの計画を見直した。

ビル建設の構想が浮上してすでに約4年半が経過しており、三井不では開業時期をこれ以上遅らせるのは得策でないとみている。

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