ナシオ、「道産」の自社ブランド菓子を開発

2012/1/6付
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菓子卸のナシオ(札幌市、平公夫社長)は道産食材を使った自社ブランド「ノースカラーズ」を発売した。まず道産ジャガイモを使ったポテトチップスを商品化。今後は品目数を順次増やし、2012年中に10品目をそろえる。2013年5月期に3億円の売上高を目指す。業容拡大に向けメーカー機能にも力を入れる。

第1弾のポテトチップスは「純国産ポテトチップス」。道産ジャガイモやオホーツク海でとれた塩を使用している。今後は道産生乳のクリームを使ったロールケーキや、美瑛産の小麦を加工したラスクなどを商品化する計画。グミやスイートポテトの開発も予定している。新ブランドのパッケージには「North Colors」のロゴを入れる。

道産素材を使うことで安心・安全を打ち出し、全国の食品スーパーやコンビニエンスストアを通じて販売する。新ブランドの開発・販売は昨秋立ち上げた子会社が担い、製造は道内のメーカーなどに委託する。

メーカーと小売店が直接取引する「中抜き」が進んでおり、卸各社の経営環境は厳しい。平社長は「道内では良質な素材はあるが、加工業はまだ少ない。ナシオの販売網を活用し、メーカー機能も果たしていきたい」と話す。

ナシオの新事業に関し、商工組合中央金庫(東京・中央)は5年間で1億円を低利融資することを決めた。融資開始日は昨年末。政府が定めた成長戦略に沿い、ナシオの取り組みが地域活性化や地域資源の活用に資すると判断した。

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