2018年8月22日(水)

日本家畜貿易、堆肥発電を全国発売

2014/7/24付
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 日本家畜貿易(帯広市)は牛ふんなどで作る堆肥を直接燃やして発電する独自のバイオマス発電システムを開発、全国販売に乗り出す。ふん尿からメタンガスを発生させる従来方式に比べ、設備構成を簡略化でき、機器の寿命が4倍程度に延びるという。年間約10システムの販売を目指す。将来は電力販売にも参入する方針。

 24日、帯広市内で実証プラントの落成式を開いた。敷地面積は約500平方メートル。燃料室と機械室の大きく2つで構成。牛ふんなどで作る完熟堆肥を乾燥させ、燃焼炉で直接燃やす。熱で蒸気を発生させ、圧力差を利用して発電機で発電する。蒸気熱は堆肥の乾燥などにも活用する。乾燥堆肥を焼却してできた灰はリンやカリウムを含み、肥料として再利用できる。

 メタンガスによる発電方式はふん尿を発酵させたり、ガスを脱硫、脱水したりする装置などが別途必要になる。

 蒸気発電機1機で出力は約160キロワット。24時間稼働する場合、電力供給能力は1メガワットの太陽光発電に匹敵するという。来年をめどに発電機を増設し、出力は約265キロワットに高める計画。システムの価格は約4億円。同社のグループ会社のエコマックスジャパン(東京・港)を通じて販売する。

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