土屋HDのメガソーラー、北海道の住民に出資募る

2013/7/19付
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道内住宅大手の土屋ホールディングス(HD)と上光証券(札幌市)は19日、土屋HDが建設中のメガソーラー(大規模太陽光発電所)について「市民ファンド」をつくると発表した。地域密着型の事業として、建設費など事業費の一部で道民から出資を募り、売電収入の一部を分配する。メガソーラー事業で市民参加型のファンドを組成するのは道内初という。

道内の一般市民から出資を募るのは、苫小牧市内で建設中の出力1248キロワット、年間発電量141万キロワット時のメガソーラー。太陽光パネルを7800枚備え、8月8日に完成する。総事業費は約3億8千万円で、うち2億450万円をファンドで集める。建設費やメンテナンス費に充てる。

ファンドは出資額1口50万円で、匿名組合に出資する形式で409口を上光証券が募集する。8月上旬から募集を始め9月上旬ごろまで受け付ける予定。出資者には14年以降、毎年7月に売電収入から分配金を支払う。目標利回りは年2%前後を想定している。

両社によると、メガソーラーの建設費用などへの出資を地域住民に募る試みは高知県土佐清水市などでも行われ、全国で注目されつつある。両社は「地元の資源や資金を使って施設を造り、電気を地元で使うことで地産地消型の環境貢献が可能になる」としている。

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