厳冬期の観光、流氷砕氷船が20日から運航 網走・紋別

2011/1/19付
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道内各地で厳冬期の本格的な観光シーズンを迎えている。目玉となる流氷では20日、網走市と紋別市で砕氷船の運航を開始。冬場に氷結する滝を楽しむ観察会なども企画される。今年も暖冬が懸念されたが、年明け以降は冷え込む日が多く、関係者は「少しでも冬の観光を楽しめる日が続いてくれれば」と期待する。

20日に今シーズンの運航初日を迎えるのは、道東観光開発(網走市)の「おーろら」とオホーツク・ガリンコタワー(紋別市)の「ガリンコ号2」。19日には両市で陸から肉眼で流氷を観測できる「流氷初日」を迎えた。網走市では平年より1日、昨年より3日早い。3月末まで営業する道東観光開発は「順調に接岸し、何とか3月中旬まで氷を砕ける状況が続けばうれしい」と話す。

昨シーズンのガリンコ号が最初に砕氷できたのは2月上旬だった。その後も氷が沖に流れるなどして、利用客は約2万8000人にとどまった。平年より流氷の南下が早いだけに、オホーツク・ガリンコタワーは「1月中には砕氷できる距離まで氷が近づいてほしい」とし、3万人台への利用客の回復を見込む。

流氷だけでなく、自然が生み出した神秘的な光景を眺める催しも。遠軽町丸瀬布地区では厳冬期に、高さ約28メートルの「山彦の滝」が柱のように凍る。町や教育委員会の主催で3月末まで計8回の観察会を予定しており、「今冬はさらさらと水が流れる夏の滝がそのまま凍ったような姿」(丸瀬布教育センター)という。

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