「なごやか亭」の三ッ星レストラン、ファストフードに参入

2010/8/18付
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回転すしチェーン「なごやか亭」などを手がける三ッ星レストランシステム(釧路市、谷川富成社長)はファストフード店の本格展開に乗り出す。自社開発したフライドチキンの専門店を札幌市内にこのほど初出店し、来年には首都圏にも進出する。和食を組み合わせたメニューで幅広い年代層の需要を開拓し、全国1000店体制を目指す。

店名は「トミーズチキン」で、1号店を札幌市白石区に開業した。24時間営業し、ドライブスルーでの持ち帰りも可能。年商で約1億5000万円を見込む。道内の外食産業では、「びっくりドンキー」のアレフ(札幌市)を筆頭に全国展開を加速する企業が増えており、これに続く。

店舗の内外装は米国の家屋やアニメを意識したデザインだが、中心メニューにおにぎりやみそ汁を加えることで「お年寄りや若者、子ども連れなど幅広い年代層に対応する」(谷川社長)。

フライドチキンは1個240円、おにぎりは1個100~140円で提供する。チキンはおにぎりに合う味付けにしたという。チキンとおにぎり、飲み物のモーニングセット(450円)などセットメニューもそろえる。

おにぎりは注文を受けてから、保温していたおにぎりに昆布やたらこなどの具材を詰めて出来たての味を提供する。フライドチキンはブラジル産鶏肉を使用しているが、地鶏など国産鶏肉を使ったメニュー開発にも取り組む。

国内のファストフード店は「マクドナルド」などの海外ブランドが多い。三ッ星レストランはトミーズチキンを「北海道発の和製ファストフード店として全国展開したい」(谷川社長)考えだ。

フランチャイズチェーン(FC)方式での多店舗化を目指し、来年には東京都近郊の幹線道路沿いにFC店を出して知名度を高めていく。将来はファストフード事業を分社化し、全国でのFC展開を加速させる。海外進出も視野に入れる。

三ッ星レストランは回転すしチェーン「なごやか亭」を道内と関西で計16店展開。焼肉店やとんかつ店なども手がけ、年商は約50億円。

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