セイコーマート、野菜生産量を3割増 来年農地を拡大
セイコーマートはグループの農業生産法人を通じて、農地を約3割増やし、グループ全体で70ヘクタールとする。農地拡大で2013年の野菜の年間生産量を約3割増やし、1550トンに拡大する。新しく確保した土地では、漬物に使う白菜、カット野菜や漬物に使うキャベツを生産する。
グループの農業生産法人「滝川アグリ」が滝川市内の農地を道庁から借りる。同法人が保有する農地(5ヘクタール)は20ヘクタールに拡大する。
猛暑や寒波による野菜の価格高騰リスクを抱えるため、自社生産の野菜を増やすことでリスクに対応する方針だ。災害で物流機能が停止し、原材料の安定調達ができなくなるリスクを防ぐ狙いもある。