国内最北の映画館、稚内駅前に12日オープン

2010/6/10付
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国内最北の映画館となる「T・ジョイ稚内」が12日、稚内市のJR稚内駅前にオープンする。ソニー製の最新システムを備えた3スクリーンで、座席数は計250。3D(立体)映像にも対応し、まず「アリス・イン・ワンダーランド」など6作品を上映する。稚内市に映画館が復活するのは22年ぶり。

昨夏に着工し、2012年春の完成を目指す駅前再開発ビルの2階に入居、第1期として開業する。運営は昨年8月に市内の建設会社など8社が設立した「最北シネマ」(稚内市、高橋一平社長)。東映などと連携し、準備を進めてきた。

10日開いた内覧会には横田耕一市長も参列。「映画だけでなく、様々なエンターテインメントを文化として発信していける場として育てたい」と祝辞を述べた。今後はサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の中継なども行う予定。

課題は周辺人口の少なさ。「大型シネコン(複合映画館)は30分圏内に40万人が採算ライン」(最北シネマの藤田幸洋会長)とされるが、「この施設は6万人が損益分岐点。宗谷管内の7万5000人を商圏に年10万人の観客動員を目指す」(同)という。

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