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札幌市長選、財政再建論に軍配 3選の上田氏「市民が主役」

札幌市長選は現職の上田文雄氏(62)=民主、社民、国民新推薦=が、無所属で新人の本間奈々氏(41)=自民推薦=を破り、3選を果たした。選挙戦は財政健全化を進める上田市政か、本間氏が唱える公共事業を1.5倍にする積極財政かが最大の争点に。上田氏は「額を決めて公共事業をやるのは賛成できない」と、改めて財政規律の堅持を訴えた。

上田陣営の選挙事務所に当選確実の一報が届いたのは投票終了直後の午後8時すぎ。間もなく選挙事務所に姿を見せた上田氏は硬い表情だったが、万歳三唱が始まるとようやく笑みを浮かべた。

記者会見の冒頭、上田氏は「8年にわたって市民が主役のまちづくりを標榜してきた。市民から評価してもらってうれしい」と選挙戦を振り返った。

「上田市政が札幌経済を疲弊させた」として、投資水準を300億円増の年間1000億円台にすると主張した本間氏。上田氏は「額を決めて公共事業をやるのは賛成できない」と本間氏を批判し、「どういう公共事業が必要なのか、無駄の無い公共事業をするためにも市民の議論に付したい」と述べた。

また争点のひとつだった路面電車の延伸については、「4年の間にループ化した電車を動かしたい」と政策実行に意欲を示した。

一方、本間氏は「自分の力が及ばず、大変残念な結果になったことを申し訳なく思っている」と敗戦の弁。震災で選挙活動を一時中断するなど知名度不足を補えず、「限られた時間のなかで、政策全体の訴えが届かなかった」と悔しさをにじませたが、「上田氏にエールを送り、より良い札幌をつくってもらいたい」と話した。

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