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岳温泉観光協、携帯に番組配信実験 競技生中継や企業CM

福島県二本松市の岳温泉観光協会は2日から、地域限定で携帯電話に番組を配信するエリア放送の実験を始める。4日までの3日間、観光情報を提供したり、イベントを生中継したりする。ICT(情報通信技術)を利用した温泉街の活性化策で、内容を分析したうえで常時配信や放送エリアの拡大などを検討する。

エリア放送はワンセグ機能のある携帯電話などで視聴できる。同協会が放送局免許を取得。温泉街中心部の旅館に放送設備やアンテナを設置し、半径300~500メートルの範囲をカバーする。

番組内容は観光客、宿泊客向け。2日に温泉街近くの「あだたら高原スキー場」で実施するイルミネーションの点灯式や、3~4日に同協会が開催する自転車レースの模様を生中継や録画で伝える。観光情報、企業CMも流す。

エリア放送事業には福島大の「うつくしまふくしま未来支援センター」や富士通などが協力。今後は視聴者アンケートなどを通じて番組の評価や集客効果を分析する。事業を本格展開するには設備や番組製作の態勢を整える必要があり、採算の確保が課題になる。

東日本大震災後、岳温泉も原発事故による風評被害で団体客が減るなど、大きな打撃を受けた。最近でも宿泊者数は「震災前の7割程度」(同協会)という。

事業に協力している福島大の渡辺正彦客員教授は「新しい事業を始めることで若者を呼び込み、温泉街の後継者育成にもつなげたい」と話している。

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