2018年4月24日(火)

ユーパーツ、EV電池をリサイクル

2012/1/30付
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 自動車の中古部品販売のユーパーツ(埼玉県熊谷市、清水道悦社長)は電気自動車(EV)のバッテリーの再生販売を始める。2013年をメドにEVバッテリーを充・放電したり容量を検査したりする機器を開発する計画。既にハイブリッド車(HV)やフォークリフトのバッテリーの再生販売は始めている。今後のEVの普及をにらんで品ぞろえを拡充する。

 EVのリチウムイオン電池の中古品を充・放電して再生する機器を開発する。買い取ったバッテリーの抵抗値と電圧を測定し、充電や放電を繰り返すことで新品の8~9割程度まで容量を回復させる。電流や電圧、抵抗、比重などの値を測定し、品質検査証を付けて信頼性を高める。自動車ディーラーなど向けに販売する。

 リチウムイオン電池などの充・放電では、電流は数ミリアンペア、電圧は数十~数百ミリボルト単位で管理する精度が必要になる。短時間で容量をできるだけ高める試験を繰り返し機器の性能を高める。バッテリーの充電器は市販されているが、放電専用機はほとんどないという。

 同社はバッテリー事業の拡大に力を注いでいる。06年から試験的に始めたガソリン車用の鉛電池に加え、11年にはHVのニッケル水素電池と電動フォークリフト用電池の再生事業を始めた。各バッテリーとも容量を新品の8~9割に高めて新品の半額以下で販売し、2年間の品質保証も付けている。

 ユーパーツの11年6月期の売上高は50億円で、自動車リサイクル部品販売で国内トップ。11年度は埼玉県から、第1回渋沢栄一ビジネス大賞にも選ばれた。廃車になるなどした自動車を損害保険会社や整備工場などから月間約1200台引き受けている。解体して中古部品として販売するほか、分解や洗浄、部品の交換をする再生部品も販売する。

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