盛岡「ななっく」開店 中三盛岡店の後継、商業の中核期待

2012/10/29付
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経営再建中の中三(青森市)から盛岡店(盛岡市)を譲り受けた「ななっく」(同、神雄司社長)は29日、後継商業施設の「Nanak(ななっく)」を開店した。昨年3月の東日本大震災後のガス爆発事故で旧中三盛岡店が休業して以来、約1年7カ月ぶりに営業を始めた。地元では同施設を核に中心市街地への集客に弾みをつけたいと、期待の声が出ている。

ななっくは盛岡市中心部を流れる中津川の南側、河南地区に立地する。肴町商店街のアーケード入り口付近にあり、道路を挟んで盛岡バスセンターがあり交通の利便性は高い。当初は1、2、4階の3フロア計約6600平方メートルで営業する。

新たな店舗について、神社長は「地域密着を基本に、地域が求める商品を販売する」と話す。1階を食品売り場にし、魚や野菜など生鮮品は消費者になじみのある地元の店舗を入れた。衣料品は百貨店に入るブランドよりは手軽に買える品ぞろえに力を入れる。2階ではアウトレット店が広さ約660平方メートルに5000点以上の洋服や雑貨を並べる。中高年層に加え、若者を含む幅広い集客を目指す。

ななっくの開店には地元の期待も高い。肴町商店街振興組合の豊岡卓司理事長は「河南の核店舗として、中心市街地が一層にぎわうようにしてほしい」と話す。ななっくは今後、地下1階と3階を年内、5~7階を来春に順次オープンする予定だ。

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