2019年2月21日(木)

青森銀頭取に浜谷氏 仙台・首都圏で融資拡大

2011/1/28付
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青森銀行は27日、浜谷哲副頭取(60)が4月1日付で頭取に昇格し、加福善貞頭取(65)は代表権のある会長に就く人事を発表した。両氏はそろって青森市の青森銀本店で記者会見し、浜谷氏は「(中期経営計画の)改革を続け、実際に機能させていく」と決意を語った。

加福頭取は2007年に就任して以来、店舗統廃合などでコストを抑えつつ、農業や青森県外を含めて営業基盤を広げる戦略を進めてきた。現在は空席になっている会長職に就任し、浜谷体制を支える。

青森銀はトップ交代の人事と併せて4月から、本店だけでなく青森県八戸市と弘前市に地区統括役員を常駐させる。これらの都市圏は人口や企業が多く、みちのく銀行などと競いながら「地域を深掘りする」(浜谷氏)狙いがある。

ただ、青森県内は「預金は集まるが、資金需要は少ない」(加福頭取)のが難点だ。東北新幹線が全線開業したこともあり、仙台圏や首都圏でも融資増を目指す。

加福頭取は「仙台市は『東北の都』。親族関係や仕事で青森県とつながりがある人が10万人いるという説もある」と発言。両氏はこうした縁を生かすほか、新興企業などに顧客層を絞ったり、インターネットを活用したりするなどの手法で、七十七銀行が強い仙台で営業を強化していく考えを示した。

青森銀行が27日発表した2010年4~12月期連結決算は、純利益が27億2100万円と前年同期に比べ99%増えた。不良債権処理費用などが減少した。11年3月期通期の純利益は前期比41%増の31億円を見込む。

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