/

柏市、新図書館計画を白紙に 財政難など理由に

千葉県柏市はJR柏駅東口に計画していた新中央図書館の整備を白紙に戻す。公設卸売市場移設と並ぶ同市の大型プロジェクトの一つだったが、秋山浩保市長は財政難などを理由に実現は難しいと判断した。

新図書館は地元の地権者が建てる再開発ビルに入る予定だった。6~8階を市が買い取り、約60万冊の書物を収める図書館を設置する計画を進めていた。総事業費は40億~50億円だが、秋山市長は9月議会で「ゼロベースで見直す」と述べ、現計画を撤回する考えを明らかにした。

図書館が入る予定だった再開発ビル自体の計画も難航している。当初は2010~11年度に整備する予定だったが、商業フロアのテナントが不況で集まらなかった。地権者らでつくる準備組合は8月下旬、住居を核とする建物への見直しを決めたが完成は大幅に遅れる見通しで、このことも計画を白紙に戻した一因とみられる。

現在の中央図書館は市役所の隣にあり、1976年に完成した。新図書館の計画は本多晃前市長時代の08年にまとめたが、09年に初当選した秋山市長は財政難から計画の見直しを掲げていた。昨年12月議会でも、計画について「経済情勢が変化し、当初想定した前提が崩れている」と見直しを示唆していた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン