スペイン陶器のリヤドロ、湯村温泉の活性化に協力 映画祭協賛

2010/9/28付
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スペインの陶器ブランド「リヤドロ」を輸入販売するリヤドロジャパン(東京・千代田)が甲府市内の湯村温泉郷の活性化に協力する。来年2月に同温泉郷で開かれる初の映画祭に協賛し、限定商品を展示・販売するなどして集客を促す。またワインや宝飾産業が集積する山梨の伝統産業に着目。今回の文化振興を契機に、地場企業との連携につなげ、新たな陶器開発の可能性を探る。

温泉街で開かれる映画祭は「山梨 文学シネマアワード2011」。27日、記者会見した実行委員長の金子望・竹中英太郎記念館主宰によると、来年2月13~15日、常磐ホテルと甲府富士屋ホテルを会場に開く。選考委員や選考方法は今後詰めるが、「山梨の文学をテーマにした映画をテーマにしたい」(金子委員長)考えだ。

リヤドロジャパンは映画祭の授賞式で、今年開発した甲冑(かっちゅう)姿の武士をデザインした限定商品「リヤドロの若武者」を贈呈する。

また来年1月から3月まで、常磐ホテルのロビーや客室で「リヤドロミュージアム」と銘打ち、シンデレラや馬など限定40商品を展示し、販売につなげる。

実行委は期間中、映画ファン向けに映画祭ツアーを企画。松本清張や井伏鱒二が湯村温泉を定宿にしていた点を説明したり、温泉を含めた「文学の道散策ツアー」に同行したりして、温泉街の魅力を発信する。日本文化に詳しいリヤドロジャパンのジェローム・シュシャン会長も説明者として参加する予定という。

同会長は27日午後、山梨の伝統工芸品「印伝」最大手、印傳屋上原勇七の上原勇七会長を訪ね、印伝と陶器を融合させた新商品開発を打診した。具体的にはこれからだが、同会長は「品質にこだわるリヤドロと、山梨の伝統産業とはクラフトマンシップ(技巧)で共通のものがある」と話す。

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