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宮崎知事、口蹄疫終息を宣言 感染確認から4カ月余

家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)問題で、宮崎県の東国原英夫知事は27日記者会見し、家畜への感染の危険性がなくなったとして終息宣言を出した。同日までにウイルスが残っている可能性があったふん尿の処理を終えた。感染確認から4カ月余りを経て、約28万9千頭の家畜処分を余儀なくされた口蹄疫問題はようやく終結し、畜産王国復興への取り組みが本格化する。

東国原知事は「大きな山を乗り越えた。安心して宮崎の牛や豚を購入してほしい」と述べた。

終息宣言を受け、高千穂家畜市場(宮崎県高千穂町)は29日に子牛の競りを再開。他の県内7市場も牛や豚の競りを順次始める。

県は31日から西都市などで試験的に「観察牛」を飼育する。3週間観察してウイルス感染がないことを確認できれば、早ければ9月下旬にも感染地域の農家が畜産を再開する運びだ。

口蹄疫は川南町や都農町など11市町で発生。豚の感染が国内で初めて確認され、拡大防止のため感染していない牛や豚にもワクチン接種したうえ殺処分した。最大半径20キロメートルの移動・搬出制限は鹿児島、熊本両県にも及び、九州各県で競りの中止が相次いだ。

宮崎県の試算では、2010~14年度の県内被害額は計2350億円。畜産関係が1400億円、小売りや観光、運輸など畜産以外の被害が950億円としている。

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