2019年2月18日(月)

東洋刃物、宮城・富谷工場に新棟 被災拠点の一部工程移管

2011/9/27付
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産業用刃物などを製造する東洋刃物は26日、富谷工場(宮城県富谷町)に新たな生産棟を建設すると発表した。10月上旬に着工し、来年1月にも稼働させる。東日本大震災の津波被害で操業を停止している多賀城工場(宮城県多賀城市)の一部工程を新棟に移し、震災からの復旧を急ぐ。

富谷工場の新生産棟は自社敷地内に、約2300平方メートルの平屋を建設して稼働させる。建屋や付帯電気設備など現時点での投資額は約2億7000万円。このほか生産設備の投資も見込む。

富谷工場で7棟目となる新棟では、震災前に多賀城工場で手がけていた工程の一部を担う。金属加工機を円滑に動かすのに必要な「レール」と呼ばれる部品の生産作業のうち、研磨などの最終工程が移管の中心となる。

多賀城工場も年内の一部再稼働に向けて現在、建屋の修復などを急いでいる。ただ、津波による損傷も大きくすべてを多賀城で再建するのは難しいため、内陸の富谷工場を活用することにした。人員の配置転換の規模は50人程度となるもようだ。

東洋刃物は多賀城工場に隣接していた本社事務所(仙台市)も被災しており、既に本社機能を富谷工場内に移している。

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