2018年11月19日(月)

浮かんで見えるディスプレー、スマホ向け開発 VBのアルベド

2011/10/27付
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映像用システムの開発ベンチャー、アルベド(千葉県柏市、山内直史社長)はスマートフォン(高性能携帯電話)やタブレット端末の画像が浮かんでいるように見えるディスプレー装置を開発した。光を反射しやくするフィルムを開発し、明るさの少ない液晶の画像でも対応できるようにした。狭いスペースでの展示会などでの利用を見込んでいる。

片面から見る1面タイプ、前後から見る2面タイプ、正面・横・後ろから見る4面タイプの3種類を開発した。4面タイプは四角すいの形状をしている。価格はスマートフォン用なら2000~3000円、タブレット端末用なら3万円程度で販売する見込み。

スマホなどの画像を斜めのアクリル板に映し出す。これが反射して、その奥の部分に浮かび上がっているようにみえる。ただ、このように見えるには高い輝度が必要。スマートフォンやタブレット端末に搭載される液晶の輝度はプロジェクターの10分の1程度で対応が難しかった。同社は金属膜を張った特殊なフィルムを開発。このフィルムをアクリル樹脂の表明に張ることで、光の透過を抑えて、反射効率を高めることを可能にしたという。

スマホなどの画像をそのまま浮かび上がらせることができるほか、専用の画像を作れば、前後左右から立体的に見える。

プロジェクターなどを使わないため、狭い場所でも利用できるのが特徴で、スペースの限られる展示会などの需要を想定している。また、結婚式場から各テーブルでメッセージや写真、食事の献立などを映し出せないかといった打診もある。

将来はインターネットの通話ソフトやゲームなどへの応用も検討している。

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