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石巻で調査捕鯨始まる 規模を縮小し継続

調査捕鯨船の出港式で調査の成功を願い、こぶしを突き上げる乗組員ら(26日午前、宮城県石巻市の鮎川港)=共同

捕鯨の拠点として知られる宮城県石巻市の鮎川地区で26日、毎年恒例の春の近海捕鯨が始まった。南極海での日本の調査捕鯨について、国際司法裁判所が3月に中止を命じる判決を出して以降、初めての出港。政府の方針を受け、鮎川沖での捕鯨は規模を縮小して継続されることになった。

研究機関や地元の捕鯨会社、鮎川捕鯨(石巻市)などで構成する調査団がミンククジラの調査捕鯨を実施する。同日午前、鮎川港で出港式を開き、調査団長を務める日本鯨類研究所の坂東武治室長は「三陸の生態に何が起こっているか調査に努力する」と語った。

会場には捕鯨が盛んな各地から関係者が訪れた。和歌山県太地町の三軒一高町長は「きょうを迎えられてほっとした。基地捕鯨は残さないといけない」と強調した。

捕獲した鯨は胃の内容物などを調べたうえで、鯨肉に加工して販売される。鮎川地区は古くから捕鯨業が盛ん。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けたが2012年春に再開した。

政府は南極海での調査捕鯨を14年度は断念したが、鮎川港などを拠点とする北西太平洋では、捕獲総数を減らした上で継続することを決めた。

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