2019年3月22日(金)

気仙沼の水産加工組合、商品開発に力 キリンが5000万円支援

2014/2/24付
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宮城県気仙沼市内の水産加工業者18社が東日本大震災後に立ち上げた「気仙沼鹿折加工協同組合」が本格的な商品開発を始める。贈答向けの高級商品やサメを用いた健康食品などを組合主導でつくる。新商品開発のためキリングループから5000万円の支援を受けた。商品の輸出などで2015年度の経常黒字化を目指す。

国内有数の漁場である気仙沼の水産物を国内外に発信するため、消費者ニーズの調査や包装デザインなどにも力を入れる。新商品は子どもや女性を対象にした洋風の味付けの商品や、高齢者向けの食べ切りサイズの商品も開発する。

組合は12年に設立。市内の鹿折地区で組合の冷蔵施設を建設中で、14年12月にも完成する。組合としての損益計画は商品開発に注力する13~14年度は経常赤字を見込む。15年度から新商品の営業を本格化し、売上高を14年度比10倍の1億8000万円に増やし、経常黒字に転換させる計画だ。

キリンによる商品開発支援のほか、組合設立を支えた三井物産と住友商事の力も借りる。組合企業の販路を増やすため、商社が大手流通業者を紹介するなど、連携の効果が出ているという。

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