ワイン販売のヴィノスやまざき、静岡県外で出店攻勢

2010/6/25付
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ワイン輸入販売のヴィノスやまざき(静岡市、種本均社長)は静岡県外でワイン直営店の出店攻勢をかける。10月に横浜市内に開設するほか、11月には京都市に関西地方の1号店をオープンする。ワイン1本1000円台の割安価格を売りにした同社のインターネット販売では、横浜や京都周辺の顧客が多いことから、現地で直営店を開設すれば需要が伸びると判断した。

両店舗とも、ワイン・チーズの品ぞろえを充実させる。ワインは主力である1000~1500円の低価格帯の商品を中心に売り込む。2011年以降は関西での出店を増やしていく方針だ。

横浜市に開くのは「ヴィノスやまざき たまプラーザ店」。東急田園都市線・たまプラーザ駅前で開発中の「たまプラーザ テラス」内に入る。延べ床面積は約105平方メートル。

約500種類のワインを置くほか、約30種類のチーズをそろえ、季節により品ぞろえを変える。店舗の入り口付近にテーブルを置き、交流スペースを設けるなどして「昼間の客やアルコールが苦手な人の来店を促す」(種本祐子専務)という。初年度の売り上げ目標は1億4000万円。

関西初の店舗「ヴィノスやまざき 京都店」は、市内中心部のオフィスと商業施設が組み合わさった複合ビルに入居する。ビルは地下鉄駅と阪急電鉄の駅に直結しており、会社帰りの人などを主要な顧客層と見込む。

延べ床面積は約160平方メートル。店内には8席のバーカウンターを設けてその場でワインを飲めるようにする。集客状況をみて、京野菜を使った軽食なども出すことを検討している。売り場に添える店頭販促(POP)には、相性のいい和食を紹介する。周辺の飲食店などへ外販もする予定。初年度1億円の売り上げを目指す。

同社は京都店を関西での店舗網拡大の足がかりと位置付けており、関西出身者の採用も進めている。売れ筋の商品や購買パターンを研究し、今後の出店計画の参考にもする考えだ。

ヴィノスやまざきは1913年に静岡市で創業。現在はワインと地酒を扱っており、ワインは直輸入している。県内外に10カ所(うち6店は東京)のワイン店、静岡市内に1カ所のチーズ専門店、東京に1軒のレストランをかまえる。10年3月期の売上高は約20億円。11年3月期は前期比15%増の23億円の売り上げを目指す。

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