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都、水道水の飲用自粛要請を解除 規制値下回る

放射性ヨウ素問題

東京都葛飾区の金町浄水場で乳児向けの暫定規制値を上回る放射性ヨウ素が検出された問題で、東京都は24日、同日午前6時に水を再調査したところ、値が規制値を下回ったと発表した。都は結果を受け、1歳未満の乳児向けの水道水の摂取制限を解除した。

東京都は24日朝の金町浄水場(東京・葛飾)の水質調査結果を発表した

東京都は24日朝の金町浄水場(東京・葛飾)の水質調査結果を発表した

乳児向けの国の暫定規制値は水道水1キログラム当たり100ベクレルだが、24日は79ベクレルだった。22日は210ベクレルと高かったが、都は、21日の雨でまとまった量の放射性物質が河川から浄水場に入り、22日は一時的に高い値を示した可能性があるとみている。

都の担当者は「今後数値が上がればまた要請を出す可能性があるが、今日から乳児の水道水利用を控える必要はない」としている。今後、雨が降ると再度数値が上がるかどうかは「データが少ないのでまだ分からない」としている。

一方で規制値を上回るヨウ素を含んだ水が水道管にまだ残っているとみられるため、25日も飲料水550ミリリットル入りのペットボトル24万本を、乳児がいる家庭に配布する。都は「健康上問題ないが、心配する家庭のための措置」などとしている。

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