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M9級地震の被害、独自に想定を策定 静岡県

静岡県の川勝平太知事は23日、来年の6月までにマグニチュード(M)9規模の巨大地震を想定した県独自の第4次地震被害想定を取りまとめると発表した。国の検討会が昨年公表した中間取りまとめに基づき、県内での人的・物的被害や応急対策などを提示する。県では地震によって起こる懸念がある中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)の事故や富士山の噴火も、新たな被害想定に盛り込む考えだ。

内閣府の有識者検討会は昨年12月末、東海、東南海、南海地震を起こす「南海トラフ」で発生する最大級の地震規模を、従来のM8.7からM9に引き上げる中間とりまとめを発表している。

県は2月中に県危機管理部を中心に部局横断的に職員を集めた「第4次地震被害想定プロジェクトチーム」を立ち上げる予定。M9規模の巨大地震が発生した場合の人的・物的被害や応急対策などについて、国に先駆けて検討を始めるという。

国や同チームの検証を踏まえ、県内各地域の震度や津波の高さの想定は今年8月ごろ、土砂崩れや液状化などの自然現象の想定は9~10月ごろ、人的・物的被害の想定は来年3月ごろに順次公表する方針だ。その上で、来年6月に開く静岡県防災会議までに、第4次地震被害想定を取りまとめる。

川勝知事は23日の記者会見で「津波で浜岡原発が事故を起こしうることは想定内」と述べ、県独自の被害想定に原発事故を盛り込む意向を強調した。

また地震で誘発される可能性が残る富士山噴火についても、新たな被害想定の対象になるとの考えを示した。

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