サン企画、中古マンションをペット同居型に再生

2010/12/23付
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マンション建設・管理のサン企画(甲府市、福田大輔社長)は2011年2月、中古マンションをペット同居型に再生する事業を始める。空室の多さに悩むオーナーから改修と管理を請け負う。山梨県内を中心に年5棟の受託を目指す。新築着工が伸び悩む中、中古物件の再生で業容を拡大する。

第1弾は甲府市徳行の「徳行ハイツ」。築23年の鉄筋5階建てで、改修・管理をオーナーから受託した。11年2月から入居を受け付ける。ペットのふん尿が染み込みやすい和室はやめ、間取りは3DKからタイル張りの2LDKに改める。消臭用の備長炭を天井裏に敷き詰め、傷が付きにくい壁紙に張り替える。

室内ドアにはペット用のくぐり戸を取り付けるほか、監視カメラを設置して留守時に携帯電話で様子を見られるようにする。改修に5000万円程度かけ、家賃を月5万円から7万円程度に引き上げる。

同マンションは2~5階の全16戸中13戸が空室だったが、改修後は高所得層が多いペット愛好家を取り込み、満室にしたい考えだ。1階の商店スペースはペットショップや動物病院の誘致を目指し、住民向け割引サービスも整える。

サン企画はペット同居型アパートの新築を手掛け、管理している約500戸の稼働率は97%と高い。入居後のサービスが整ったペット同居型マンションは少なく、新築で培ったノウハウを生かし、中古再生事業で管理棟数を伸ばす。

収益源である管理手数料を伸ばし、2012年6月期の売上高は10年6月期比43%増の5億円を計画している。

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