羽田発の海外旅行… 横浜の百貨店、福袋に話題詰め込み

2010/12/23付
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横浜市内の百貨店各店が初売り商戦に向けて知恵を絞っている。電気自動車(EV)や国際線が本格的に就航した羽田空港出発の海外旅行など話題性のある商品から、育児をする父親「育メン」用グッズといった生活応援商品など工夫を凝らした福袋を用意し、同時に開催する冬物セールと合わせ集客する。回復に力強さがない売上高のテコ入れにつなげる狙いだ。

高島屋横浜店は5万個の福袋を用意する。目玉は今月発売した日産自動車の新型EV「リーフ」。希望小売価格406万円の上級モデル1台を180万円で販売する。三崎漁港で水揚げしたマグロ(1万5千円)や地場産牛豚肉詰め合わせ(5千円)など高級食材も割安で提供する。

京急百貨店は2万5千個の福袋を用意する。リーフ標準モデル(376万円)1台と東京・台場にある京急グループのホテル宿泊券のセットは150万円。羽田発でハワイやシンガポールへの旅行券もそろえた。小学生限定で11月に開業した京急線の羽田空港国際ターミナル駅の駅長体験ができる無料イベントも実施して集客につなげる。

そごう横浜店は3万3千個の福袋を発売。神奈川県横須賀市にある貸し別荘の1週間レンタルと米テスラ・モーターズのEVをセットにした商品(1850万円)を用意した。ベビーカーや専門雑誌などをセットにした育メングッズ(2万3千円)や調理・掃除商品なども充実。「福袋の売上高は前年比4%増を狙う」(そごう横浜店)としている。

初売り日から特設会場では人気キャラクター「スヌーピー」の関連商品を展示・販売するイベントも開催。子供連れの家族らの来店してもらう狙いだ。

初売り日は高島屋、そごう、京急、横浜岡田屋は2日。西武東戸塚店と都筑阪急は1日。

市内百貨店の月次売上高は前年比で横ばい圏が続いている。09年のように前年比10%以上の大幅減はみられなくなったが、回復に勢いがない。今冬のボーナスは昨年より増額傾向のなか、初売りでの集客増を契機に、売上高拡大に弾みをつけたい考えだ。

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