太陽光発電と野菜工場の併設施設、南相馬市に建設

2012/12/22付
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発電ベンチャーの福島復興ソーラー(東京・港)と福島県南相馬市は21日、同市に太陽光発電所と植物工場を建設し、体験学習も行う「南相馬ソーラー・アグリパーク」計画を発表した。来年3月の事業開始を目指す。津波の被災地に建設し、エネルギー地産地消型の農業再生を目指す。

計画によると、農地と宅地だった市有地約2.4ヘクタールに、福島復興ソーラーが出力500キロワットの太陽光発電所、市がレタスの水耕栽培工場2棟をそれぞれ建てる。100キロワット分を植物工場に割安で供給し、残りは再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して東北電力に売る。

植物工場は農業ベンチャーのグランパ(横浜市)が開発した直径約30メートルのエアドーム型で、同社の経営・技術指導で地元の農業生産法人が運営する。生産量は年間約32万株を予定し、食品スーパーのヨークベニマルが全量を買い入れ、周辺の自社店舗で販売する。

体験学習は小中学生が主な対象で、太陽光発電所や植物工場を舞台に、発電所の運営や最先端の農業を疑似体験してもらう。企画と運営で子ども向け職業体験施設「キッザニア」を運営するKCJグループ(東京・中央)が協力する。

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