山形県内の鉄道、相次ぎ運転再開 地震発生から9日ぶり
東日本大震災の影響で運転を見合わせていたJR奥羽本線など山形県内の鉄道が20日、地震発生から9日ぶりに一部区間で運行を再開した。JR奥羽本線の山形-米沢間とJR米坂線の米沢-小国間が開通した。米坂線は14日から小国-坂町間で運行を再開しており、全区間がつながった。ただ、山形新幹線の復旧のメドは依然として立っていない。
また同日、第三セクターの山形鉄道(長井市)が運行するフラワー長井線(赤湯-荒砥)も9日ぶりに全線で再開。東武グループの東北急行バス(東京・墨田)は18日に山形-東京便の運行を再開したのに続き、20日夜から新庄-東京便も再開する。