群馬・桐生市、1人乗り電気自動車を貸し出し 観光客や住民に

2011/1/20付
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群馬県桐生市は22日から、市民や観光客ら一般の人が参加できる電気自動車(EV)の運行試験に乗り出す。群馬大学と地元企業が共同開発した一人乗りの小型EVを貸し出し、街なかで買い物や観光に利用してもらう。日常生活での利用を通じ、潜在的なニーズを探るのが狙い。試験結果を基に、EVなどを活用した環境配慮型の街づくりにつなげたい考えだ。

EVの運行試験に取り組む地方自治体は増えているが、役所や企業などが業務上で使用するケースが多く、「市外からの観光客を含め、幅広い人々に試乗してもらう試みは珍しい」(市企画課)という。

市は17日から市役所と桐生商工会議所で業務目的での運行試験を先行的にスタートした。22日以降は、平日は業務目的に利用しつつ、土・日曜日や祝日は事前に利用を申し込んだ市民や観光客らに開放する。利用は無料で、普通免許を持っていれば参加できる。

試験車両として市内にキャンパスを置く群馬大工学部と地元企業が共同開発した「μ―tt2」を2台使用する。一人乗りのため車体はコンパクトだが、座席の後ろにトランクスペースを設け、買い物など日常生活に対応できるようにした。

桐生駅前にEVの発着点となる専用駐車場を設けた。市民や観光客には1回につき最長2時間貸し出し、市街地で乗り回してもらう。性能上は1回の充電で30キロメートル走れるが、荷物の重さや坂道を走る可能性を考慮し、走行距離は15キロメートル程度にとどめてもらう。

試験期間は2月13日までで、試乗した観光客らには使い勝手などについてアンケートに答えてもらい、小型EVが街中での利用に適しているかどうか点検する。桐生市は「低炭素型社会の街づくり」を掲げており、実験やアンケートの結果を今後の施策に活用する。

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