2019年9月19日(木)

原発事故の博物館を(震災取材ブログ)
@福島

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2012/1/4 12:00
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東京電力福島第1原子力発電所の事故から9カ月あまり。福島県内で事故に関する資料を集めた博物館の設立を求める声が出ている。原発事故の経緯や写真、住民避難の資料などを集めた博物館で、事故の教訓を風化させないようするのが狙いだ。

チェルノブイリ博物館には原発事故にかかわる様々な資料が保存される=桜の聖母短期大学・二瓶由美子准教授提供

チェルノブイリ博物館には原発事故にかかわる様々な資料が保存される=桜の聖母短期大学・二瓶由美子准教授提供

博物館の設立に向けて動いているのは、福島大学を中心に構成するベラルーシ・ウクライナ福島調査団。調査団は2011年11月に旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所周辺に足を運び、地域住民による放射能対策や事故を起こした原発本体を視察した。その中でウクライナにあるチェルノブイリ博物館を訪れた。調査団のメンバーである桜の聖母短期大学(福島市)の二瓶由美子准教授は「原発事故の実態を詳しく知ることができる」と話す。

チェルノブイリ博物館の設立は1990年代。当初は、事故直後の消火活動に携わった作業員を讃(たた)えるメモリアルとして設立されたという。その後、収束作業に使った道具や現場を撮影した写真、原発の模型なども展示。広島や長崎に落ちた原子力爆弾による被害や世界にある原子力発電所の状況なども説明し、人類と原子力とのかかわりも分かる。

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