県境越えて観光振興 魅力持ち寄り周遊プラン
自治体、ライバルも連携

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2010/8/18付
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県境を越えて観光振興で連携する自治体が増えている。名所旧跡やイベントなど異なる資源を持つ自治体が手を結ぶことで、より魅力的な周遊プランを提案できるようになるためだ。訪問客数が増えて、滞在期間が長くなれば、地域への経済的な波及効果は大きくなる。政府も自治体の連携を後押ししており、広域連携の取り組みはさらに広がりそうだ。

東京都など9都県市が共同で運航しているクルーズ船(東京都港区)

東京都など9都県市が共同で運航しているクルーズ船(東京都港区)

東京都など9都県市(埼玉県、千葉県、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)が観光での連携を強めている。8月から9月にかけて東京、千葉、横浜の各港を大型客船で巡るツアーなどを実施する。

都県境をまたいだ町歩きルートも年内に選定する予定。地図を作り各自治体の観光協会に配布を依頼、旅行会社のツアーに採用してもらうように働きかける。「都県境にかかるため観光ルートになりにくかった場所に観光客を呼び込みたい」(東京都産業労働局)。

出雲大社(島根県出雲市)を擁する島根県と白兎神社(鳥取市)がある鳥取県は「縁結び」をテーマに連携。NHKのドラマ「ゲゲゲの女房」が描く、ご当地出身の水木しげる夫妻が支え合う姿も「縁結び」イメージを高めた。

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