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JR高崎駅東に大型施設整備、群馬県高崎市が検討

群馬県高崎市は、JR高崎駅東側の約2万5000平方メートルの土地を一体開発し、大型集客施設を建設する方向で検討に入った。老朽化した市の体育館を中心に、ビックカメラの店舗や市営駐車場を含めて整備する。高速道路に加えて、新幹線2路線と在来線5路線が走る北関東の交通の要衝として、都市機能を高めて活性化を目指す。

市の中央体育館は駅東口から300メートルの距離にある。富岡賢治市長が4月の市長選で公約した集客施設の建設候補地として検討を進めてきた。

広い用地を確保するため、体育館の北側に位置するビックカメラ高崎東口店、タクシー会社の日本中央交通(同市)の営業所、社会保険事務所、体育館東側の市有地の駐車場を含めて整備することにした。

日本中央交通は「市から正式に話があれば、営業所の移転も含めてできる限り協力したい」としている。施設はコンサートや大型会議を開くホールに加えてオフィスや商業施設を入れる方針で、市はビックカメラに対して新施設への出店を打診しているもようだ。建設費は数百億円規模になるため、民間資金も活用する。

高崎駅東側はヤマダ電機が2008年に本社兼大型店を構えたほか、2012年には11階建てのビジネスホテルが完成するなど開発が急速に進んでいる。14年度には北陸新幹線が金沢市まで延伸することも見すえて整備を加速させる。

ただ、体育館と駐車場の間には土地売却に反対する地権者もおり、用地交渉は難航も予想される。

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