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協栄電気興業、割安電力の供給事業参入 中小規模店舗向け

電気設備の設計・施工を手掛ける協栄電気興業(長野市、上田正昭社長)は、コンビニエンスストアやドラッグストアなど中小規模の店舗に割安な電力を供給するサービスを始める。この事業で実績があるエスト(福岡市、三浦憲道社長、資本金1800万円)をこのほど買収した。長野県や近隣県で5年間で200店舗の契約獲得を目指す。

電気は発電所から順次電圧を下げ、工場や店舗、家庭に届く仕組みになっている。電圧が高いほど電気料金は安く設定されている。高い電圧の電力を購入して電圧を下げて使えば、電気料金を安く済ませることができる。

エストは、コンビニなどの店舗の敷地内に変電設備などを設置、電柱から高圧(6600ボルト)の電気を取り入れ、100ボルトや200ボルトに電圧を下げて供給する事業を手掛けている。

この方式を利用すれば、コンビニなどが電力会社から直接100ボルトや200ボルトの電気を買うのに比べ「電気料金を5~10%節約できる」(協栄電気興業の上田社長)という。

協栄電気興業は8月末に、エストの株式の7割を取得し子会社化した。エストは7月末時点でコンビニやハンバーガーショップなど15店舗と取引があり、協栄電気興業の資金調達力と営業網を活用して顧客拡大を加速する。

スーパーなど大手チェーンでは既に、同様の手法で電力料金を下げる取り組みが広がっている。協栄電気興業は、普及が進んでいない県内の中小チェーンや個人経営の店舗の取引を開拓する。競争力を高めるため、設置面積やコストが少なくて済む専用の電気設備の開発も進めている。

協栄電気興業のグループ企業では、公共水道の代わりに浄化した地下水を利用し、水道料金を節約するサービスを既に提供している。協栄電気興業は、割安の電力供給サービスと合わせて提供し、顧客の利便性を高めることも考えている。

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